兵庫県宝塚市に建つ、中古住宅をスケルトンリフォームした住宅。
骨組み(構造躯体)まで解体して、間取りや構造からまるごとリフォームしました。
1階は大きく間取りを変更して、建物の奥まで自然光が入るようLDKに変更。
耐震、断熱性能を上げ、新築同様のデザインになって生まれ変わりました。
リノベーションで生まれ変わる、暖かな住まい
お子様の誕生を機に物件探しをスタートしたお施主様。
構想から半年かけて見つけたお家は、立地条件に恵まれれていたものの、築44年が経ち老朽化が進んでいました。
まずは耐震性、断熱性の向上、そしてお施主様のご希望を叶える間取り計画と、住まいを明るく暮らしやすくするパッシブ設計により、素敵なお家へと生まれ変わりました。
【Before】
南面に面した一階の和室。
この部屋には太陽の光が入りますが、さらに北側のリビングやダイニングには自然光は入りません。
【After】
一階は大きく間取りを変更し、浴室、洗面脱衣室などの水回りを北側に移動。
それ以外を一つのLDKにすることで、開放感のある明るい部屋になりました。
【Before】
日本の建物は「新耐震基準」という耐震基準が適用されていますが、これは昭和56年以降の基準です。
こちらの物件は大規模な地震をあまり考慮されていない「旧耐震基準」適用の建物であり、 老朽化も相まって耐震性に不安がありました。