宝塚市の南向きに面した造成地に建築した家。
パッシブデザイン設計の要である南面に大きな窓を設けることで、自然光と日射熱を多く取り込む事ができるため冬場は明るく暖かな空間に。
また、全館空調による冷暖房システムによって、年間を通して快適な室内環境を実現しました。
その他、小上がりに設けられた階段や造作の本棚、スタディスペースなど、こだわりがたくさん込められたお家となっています。
上がり框を斜めに計画した玄関には、間接照明を配置。
足元を明るくする機能性とデザイン性を両立しています。
キッチンはパントリーと一体に計画し、床はモルタル調のタイルに。
足元にあるのは、住宅各部に設けている全館空調のための通気口です。
リビング・ダイニングの横には造作のスタディカウンターと棚を設置。
南面に大きく設けられたはき出し窓により、昼間は自然光だけで十分な明るさを得ることができます。
お施主様のご希望により、二階廊下には壁一面に造作本棚を設けました。
全館空調のためのエアコン。夏には小屋裏から、冬にはこの床下のエアコンを稼働させ、季節に応じて家全体に冷気と暖気を送り込みます。
自然な空気の流れとエアパスファンを利用し、一台のエアコンのみで家中の冷暖房を行う、省エネで経済的なシステムを活用しています。
太陽光パネルの設置によって、創エネ──再生可能エネルギーをもとに電力を作り出すことが可能です。
断熱性能を示すUA値も0.44[ W/㎡K ]というZEH(ゼロエネ)の指標を超える値であり、省エネルギー効果の高い住宅です。
(※こちらは工事中の写真となります)